単身赴任中の病気と言うのは、相変わらず切ないものです。休んだところで、誰も看病してくれませんから。
めっちゃ健康そうな顔をして、”熱ありそうなんですけど体温計ないですか?”て聞いてきました。
19時過ぎてましたが、速攻で帰す準備をしました。車の段取り、交代要員の段取りなど、ものすごい勢いで準備しました。もちろん病院の段取りもしました。
単身赴任先の現場では、約500人ほど働いており、他の工区(全てスーパーゼネコン)も合わせると2000人以上働いていると思われます。まぁ、これだけの人が一斉にコロナになったら一応ニュースにはなると思います、福島県ですから。
しかし、全国的にこんなところで放射能汚染処理の仕事をしてるなんて誰も知らないので、大した事はないと思いますが。会社のような組織の場合、各担当は組織を守る事しか考えていないので、対象者はまるで犯罪者扱いです。
診断は風邪と言うことで、風邪薬が処方されました。ほっと一息、これがコロナだったら濃厚接触者確定です。本人が1番辛いでしょうが、これで、もしもの事があったら周りの影響は計り知れません。
現場ルールで、薬が処方された期間+48時間が出勤停止になります。3日分の処方を受けていたので、この場合5日間出勤停止です。
残念ながら、日給で働いている人間なので、7万円+医療費のロスになるでしょう。そいつはそこそこ貧乏なので、ますます貧乏一直線になってしまいました。体調管理って意外と大事です。
原発爆発の復旧現場なので、放射能付きのホコリを吸うわけにはいきません。被曝してガンになりますから。仕事中のマスクは去年から万全です。
仕事以外では、身につけるものを国産にこだわっているので、マスクも国産しか付けません(ハイブランドは別ですが)。一時期高価だったり、中国産しかありませんでしたが、やっと普通に買えるようになりました。もし買えない人がいたら下のリンクで購入できます。
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報告するのは別にいいけど、病人に1日3回事情聴取するのは最低です。最初の頃は本当に辛いでしょうから。本当にコロナだったら電話になんか出れないハズです。でも、組織はそれを求めます。あのバカどもは。
ゼネコンで働く人たちは、昔から電話などの時間は無償だと思っているバカだらけです。世間知らずなんですかね。弁護士と話す時には電話相談でも30分5,000円が常識です(標準単価であって、もっと高い場合もあります)。
週末なんで、Go to トラベルしてきます。スマホって便利ですね、30年前は携帯すらなかったので楽勝でした。発信する情報も少ないし、報告する手段も少ないのですから。限られた情報しか世間にはないので、なんでも隠せました。情報過多も考えものです。